顎関節症は自分で治せる③／札幌・顎関節症

おはようございます。札幌頭痛・顎関節専門　手結整体　院長の保坂です。

国家資格：（柔道整復師、鍼灸師）

整形外科リハビリ、鍼灸整骨院の副院長、デイサービス併設の整骨院の分院長

➡施術人数５万人以上の実績

最近はセミナー講師もしております。

その経験からの気づき、アドバイスしてますので、ぜひご覧ください!

今回で３回目の投稿になります。

内容

左右にゆがみがないかどうか、

野球理論によるゆがみチェックのやり方。

歯のファーストライン、サードラインが分かったら、

鏡を見ながら自分の歯をチェックしてみましょう。

鏡に映った方向で説明しています。

まず、歯が見えるように口を少し開けて、歯を軽く嚙み合わせます。

これがホームの位置です。

次に上の犬歯と下の犬歯を軽く噛み合うように動かします。

右の上下の犬歯を合わせると、下の歯列が歯を一個分右に、つまりファーストの方に移動します。

左の歯も同じように動かします。左の上下の犬歯が軽く嚙み合うように動かすと、

下の歯列が歯1個分左に、つまりサードのほうに移動します。

どちらも同じように歯1個分だけ動けばよいのですが、

ゆがみがあると左右に大きくズレてしまいます。

あごが痛みがある人なら、痛い方が歪んでいます。

野球理論で歪む原因として、歯ぎしりが考えられます。

歯ぎしりはつねに同じ方の歯をこすり合わせるので、

歯が擦り減ってきます。

そのため、左右のバランスが悪くなってしまったのです。

顎関節症が起こる背景の1つに、歯ぎしりや食いしばりがあります。

いずれもあごを動かす筋肉が異常に緊張することによって起こります。

筋肉の緊張の原因はストレスです。

ストレスが溜まると、発散できないエネルギーが蓄積し、

そのエネルギーを解放させようとするため、就寝中に筋肉が緊張し、

歯ぎしりや食いしばりが起こるのです。

また食いしばりは目が覚めているときでも起こります。

例えば、仕事に集中している時など、無意識のうちに食いしばっている人がいます。

これを改善するためには、そのことを自覚して緊張した筋肉を緩めなければなりません。

そのために私がすすめているのがグッパー脱力法（急速漸進性筋弛緩法）。

寝る前に行えば就寝中の歯ぎしりや食いしばりの改善に効果があります。

グッパー脱力法のやり方

グー

いすに腰をかけて息を吸いながら、目をギュッとつぶり、

両手をグーで握りしめ胸に持っていき、肩を上げる。足の指もグーの形にする。

そのまま目と手と足を10秒間緊張させる。

パー

10秒間、目と肩と手を足を緊張させたら「パー」で脱力し、5秒間リラックス。

これを5回繰り返す。

2週間くらいで効果が出る。

歯ぎしり、食いしばりのある人は、寝る前に行う。

まとめ

「顎関節症は自分で治せる！」

本のタイトル通り、自宅で出来るケアが多数紹介されています。

どれも参考になる内容ですので、興味ある方は購入してみてください。

値段は1200＋税です。

明日も続きを紹介します！